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    2016年04月


     福山雅治主演の月9『ラヴソング』(フジテレビ系)が爆死状態のようです。ミュージシャンという設定である主人公・神代広平(福山)にリアリティを持たせすぎた結果、タレントの色が演技によって消えるというドラマの醍醐味を失わせてしまいました。つまり、ネットでいわれているように、福山が劣化したわけではありません。『ガリレオ』(同)の湯川教授演などとは違い、演じた役ではなく、等身大の福山を見せられたから。視聴者ががっかりするのは当然なのです。

    一方、『世界一難しい恋』(日本テレビ)は好調です。嵐のリーダーではあるものの、どこか頼りない大野智が仕事のできる社長を演じるというギャップがあります。零治は、大野っぽさもありながら、アンビバレンスな一面もあるハマリ役ですね。

    そんな『世界一難しい恋』の第3話は、いきなり『NEWS ZERO』(同)の密着取材依頼から入ります。企画書には、インタビュアーとしては櫻井翔くんの名前が! 残念ながら今回は断りましたが、ドラマの視聴率次第では、2人の共演もあるかもしれませんね。

    さて、零治が「俺はもう美咲(波瑠)と付き合っているんじゃないか?」と、とんちんかんなことを言いだすのが本当のスタートです。恋愛偏差値の低い零治は、今までの行動で美咲に好意が伝わっていると思っています。そして、嫌がられていないことから、愛されていると感じる“ストーカー的理論”を語り始めます。もちろん、舞子(小池栄子)がそれを否定し、「愛を伝えなければ(社長と従業員の関係は)何も変わらない」と切り捨てます。そんな中、零治の憎きライバルであるステイゴールドホテルの社長・和田(北村一輝)と美咲が、ビジネスの話とはいえ、2回も食事をしたことが発覚します。零治は激怒し、美咲を呼び出します。

    が、美咲は引き抜きの事実は認めたものの、「鮫島ホテルの方が素晴らしいから入社した」と話すと、気を良くする零治。さらに、「『トトロ』が好きな人は宮崎駿監督が好き。ということは、鮫島ホテルが好きな美咲は俺が好き」と、意味不明な理論をブチ上げます。すかさず舞子が否定しますが、零治の運転手・石神(杉本哲太)は支持します。この石神の空気読めなさ感は、『あまちゃん』(NHK)の大向大吉(杉本)を思い出させますね。

    零治は、美咲を振り向かせるためにも仕事に集中するべきというマインドに駆られ、6カ所目のホテルを手掛けることを決め、第1話で美咲に会う前のようにあくせく働きます。しかし、ここで違和感に気づきます。

    「仕事を頑張ることで、本当に好きな人に愛してもらえるのか?」

    とはいえ、愛の告白は恥ずかしい。そんな折、イケメンではない社員に、美人な妻がいることを知ります。その社員が言うには、「嫁よりも、連れ子を愛したことが結婚のきっかけだった」とのこと。ということで、零治は、6カ所目のホテルの下見に美咲を連れていき、メインとなるフレンチレストランに、第2話で美咲が考えていた犬の名前を付けます。このあたりの伏線の回収の仕方、さすがです。

    自分が考えた犬の名前がレストラン名になることに驚く美咲に、零治は経営者らしく雄弁に語り、「この名前が……好きなんだ」と告白っぽく言います。深い意味を感じていない美咲は、名前が選ばれたことにほほえみ、石神の運転する車内では、いつものシャレた音楽が流れます。この曲のチョイス、毎回、音楽好きをシビれさせます。

    しかし、そう簡単にハッピーエンドにならないのが、ドラマです。その後の打ち上げで、他社の話を聞いた美咲は「入社1カ月の新入社員を社長が口説くのは気持ち悪い」とバッサリ切り捨てます。この発言に零治はショックを受け、一人傷心キャンプに出掛けますが、そこに舞子からお願いされた和田が駆けつけます。モテ男の和田は、キャラ通りのアドバイスを送り、零治が和田に心酔して3話は終了します。

    ドラマというのは、主人公と視聴者が“共通の敵を持つこと”で視聴者の胸をつかみます。いま、頭にクエスチョンが浮かんだ読者の皆様も、『半沢直樹』(TBS系)を思い浮かべてください。最たる例ですよね。月9全盛期のラブコメも、恋を邪魔する嫌なキャラがいました。それが、『ラヴソング』にはいないんです。そして、『世界一難しい恋』も、ライバルだった和田が零治の味方になったことでいなくなりました。この展開が、今後どうなるか? 毎回、違った印象を持たせてくれる『世界一難しい恋』。視聴率が13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)とグっと上がったのも、当然といったところでしょう。


     嵐のアリーナツアー『ARASHI“Japonism Show”in ARENA』が、4月23日に初日を迎えた。嵐ツアーにおいて本格導入となる“顔認証”が注目を集めていたが、23日・24日のサンドーム福井公演では、事前に登録した顔写真をもとに、入り口で本人確認が行われた。

    近年、ジャニーズ事務所はチケットの不正売買を懸念し、ネット上で転売が発覚したチケットは「無効」処分にしていたが、新たな転売対策としてデジタルチケット(QRコード)と顔認証チェックを導入。昨年12月の『ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism』の東京公演や、今年2~3月に行われた関ジャニ∞・渋谷すばるのソロライブツアー『渋谷すばる LIVE TOUR 2016 歌』で一足早く適用され、その顔認証方法が係員による“目視”だったことが、ジャニーズファンのひんしゅくを買っていた。

    「ももいろクローバーZ、Mr.Childrenなどのアーティストが機械を用いた顔認証チェックを行っているのに、嵐で目視だなんてちょっと考えられないですよね。4月7日付の朝日新聞では今回の嵐のコンサートで顔認証による本人確認が実施されることが取り上げられ、『ももクロやミスチルも精度は99%超』などと伝えていました。記事には『嵐も機械を導入する』とは書かれていませんでしたが、多くの嵐ファンの間では『ついに高精度な顔認証システムを導入か』と期待が高まっていました」(ジャニーズに詳しい記者)

    ファンのレポートによれば、残念ながら福井公演でも事前登録された顔写真と本人を照合するのは機械ではなく“人間の目”だったというが、確認自体は厳しく行われていたようだ。登録した写真では眼鏡を外していたため、「顔認証でも眼鏡を外すように言われた」という報告や、「前の人が顔認証で弾かれてた」「顔認証、横の部屋に連れて行かれる人多すぎ」といった書き込みも複数見受けられた。

    「誤判定などでのトラブルを防ぐためにも、やはり目視ではなく機械の導入を求める声が相次いでいます。しかし、アナログな手法に不満の声が上がる一方、チケット売買サイトではチケットの出回りが減少しています。そのため、ファンからは『目視にはがっかりしたけど転売チケットが少ないので無駄なこととは思えない』と、事務所の方針に賛同する声も出ています」(同)

    嵐のツアーで顔認証が始まったことを受け、4月25日放送の『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)では顔認証システムについて特集し、急用でコンサートに行けなくなった場合の最新対策「マッチングシステム」を紹介。ファンクラブや運営側が、やむを得ない理由で行けなくなった人のチケットを購入希望者に抽選販売するものだそうで、嵐ファンからは「ジャニーズもマッチングシステムと機械での顔認証導入しようよ」と、マッチングシステムの実施にも期待がかかっている。

    コンサートは8月10日まで行われるが、チケット問題に関してはこのまま大きなトラブルもなく無事に終えることができるのか、ジャニーズファンの関心を集めている。


     今期のドラマが大方出揃い、早くもその明暗がはっきりとしつつある。

    そんななか、大きく前に飛び出したのが嵐・松本潤主演の『99.9―刑事専門弁護士―』(TBS系)だ。先日放送された第2話は今年のドラマ最高視聴率となる19.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録し、初回の15.5%から大きく数字を伸ばした。

    作品を観た感想には「弁護士役の松潤って新鮮でいい!」「親父ギャグ言ってる松潤が可愛い!」という明らかに松本びいきのものだけではなく、「深山と奥さんに振り回されてばかりの佐田弁護士(香川照之)に笑ってしまう」「最近悪役で見慣れてた香川さんが、味方につくとこんなに頼もしいのか」といった、香川照之をはじめとするほかの共演者への賞賛や、「リーガルモノだけど、テンポがよく話も重くなくていい」「明るく楽しく観られるから日曜の夜にぴったり!」とコミカルでわかりやすい内容に徹していることも大きな勝因ではあるが……。

    第2話の放送日であった24日、この日はかねてより松本との「交際」が取りざたされている女優の井上真央が「事務所を独立する」と報道があった日である。井上の動きに「いよいよ松潤と結婚か」と反応したネットユーザーが後を絶たず、そのへんも視聴率の大幅UPの一助となった印象もある。

    ともかく、日曜夜9時という、過去に『半沢直樹』や『下町ロケット』という高視聴率を記録した時間帯ということで、潜在的な視聴率はまだまだあり、これからさらに数字を伸ばしていくことも期待できそうだ。

    また、好調なのは松潤だけではない。同じ嵐のメンバーである大野智主演のドラマ『世界一難しい恋』(日本テレビ)も、初回視聴率12.8%、第2話の視聴率は12.9%とじわりと数字を上げ、第2話の視聴率は今期のドラマのなかでは『99.9』に次ぐ2位を記録している。

    こちらの作品も、大野が恋愛ドラマ初挑戦ということで放送前から大きな注目を集めており、ドラマを観た感想には「鮫島社長(大野)が恋愛下手すぎて、いつのまにか親のような心境で見てしまっている」「登場人物のキャラがみんな愛おしくて、ついにやけてしまう」とこちらも『99.9』同様、明るく前向きになれる内容が視聴者の心を掴んでいるようだ。

    また、以前本サイトでも紹介したとおり、この『世界一難しい恋』は、登場人物の名前の多くが「競馬関係者」であるという点も注目されている。主人公のライバル企業の名前が「ステイゴールドホテル」というのも、競馬ファンとしては思わずニヤリとしてしまうところだろう。

    今の段階の視聴率では、やはり固定ファンの強いジャニーズドラマに軍配が上がってはいるが、筆者が観ているかぎり、今期のドラマは全体的に明るい作風の良作が多い。視聴率低迷でドラマ離れを嘆かれる昨今だが、観てみると案外面白い作品がたくさん転がっている。仕事で疲れて帰ってきたとき、たまにはテレビの電源をオンにしてみると、次の日もまた元気に仕事を頑張ろうと前向きな気持ちになれるかもしれない。

    嵐メンバー主演ドラマの好調ぶりから、SMAPと完全に明暗が分かれてしまったのが切ないところではある。
    (文=てっしー河北)


     ドラマの視聴率不振にテレビ業界は長らく苦しんできた。ところが、今クールは嵐主演ドラマが絶好調だ。松本潤(32)主演の『99.9─刑事専門弁護士─』(TBS系)は、初回視聴率15.5%、第2話は19.1%を記録。そして大野智(35)が主演の『世界一難しい恋』(日本テレビ系)は初回12.8%で、第2話は12.9%をマーク。

    「視聴率一桁台が多い中、二桁キープはまさに驚異。特に『99.9』の叩き出した数字は昨年一大ブームを巻き起こした『下町ロケット』(TBS系)に迫るものです」

    とTBS社員も驚きを隠さない。そして、『99.9』のこの結果は、嵐に対する見方を変えるきっかけにもなると語る。

    「TBSは『99.9』の前が香取慎吾(39)主演の『家族ノカタチ』でしたが、平均視聴率9.1%とかなり物足りない結果でした。今回の松本は今期最高視聴率。異例ともいえる日曜劇場枠のジャニーズ連続主演は松本の圧勝で、嵐のポテンシャルの高さを証明してくれました。もはや、SMAPから嵐の時代へと完全に変わった印象さえある」

    4月からは相葉雅紀(33)が『グッと!スポーツ』(NHK)のMCにも抜擢され、9年ぶりのアリーナツアーを開催する嵐。まさに大躍進なのである。

    ■『99.9』にはパクリ疑惑もあるが…

    今回の『99.9』は、ある作品との類似性が指摘されている。主演は木村拓哉(43)、平均視聴率21.3%をたたき出した『HERO』(フジテレビ系)だ。

    弁護士と検察官という立場の違いはあれど、双方ともに型破りな主人公が真実を追究していく物語。ドラマ全体に漂うシリアスとコメディのバランスも似通っている。極めつけは、『99.9』の第1話で使われたトリックが、劇場版『HERO』と同じだったことだ。

    「しかしそれでも、批判の声は少なく、むしろ『HEROの弁護士版みたいですごく好きだ』と好意的な意見が寄せられました」(前出・TBS社員)

    これも今の嵐の勢いの成せるわざなのかもしれない。

    さらに、嵐の躍進はこれだけにとどまらない。今後の展開次第では、SMAPを完全に食ってしまうかもしれないのだ。

    テレビ業界で噂されているのは、なんとあの国民的人気番組の打ち切りだった。関係者が明かす。

    「フジテレビが9月以降も継続放送を確約した『SMAP×SMAP』ですが、それを白紙にして9月で打ち切り、嵐と関ジャニ∞がダブルMCとなる『アラカン~嵐&関ジャニ∞~』をスタートさせるなんて案も出ています。SMAPはセブン&アイ・ホールディングスとUSJとの契約が切れて、5人でのCMは消滅。いまや、ジャニーズの顔は確実に嵐。そして彼らは新番組もない。SMAPから嵐への世代交代は今後、加速しそうですね」

    あからさまなまでに、SMAPより嵐の露出増に力を入れ始めたジャニーズ事務所。本来なら、今年デビュー25周年を迎えるSMAP一色になるはずだったのだが……人気商売とはいえ、時代のうつろいは残酷である。

    文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
        ※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。


     女優の井上真央が所属事務所を退社すると発表し、かねてから交際の噂があった嵐の松本潤と結婚するのでは? と話題になっている。

    2人は2005年10月にスタートしたTBSドラマ「花より男子」で共演。その後、「花より男子2(リターンズ)」、映画「花より男子F(ファイナル)」と共演を重ねる中、愛を育んでいったようだ。

    「このドラマは井上と松本の他にも小栗旬、松田翔太、阿部力と今を時めく役者が出演していて、今でもとても仲がいい。2人が交際に発展してからも、デートのカモフラージュを3人が協力していました。そして今年、30歳を迎える井上が事務所から離れることで“いよいよ松本と結婚か”と騒ぎになっているんです」(芸能記者)

    しかし、芸能ジャーナリストは「今回の退社と結婚は別問題」だという。

    「井上はNHK大河『花燃ゆ』で初主演を果たしましたが、平均視聴率は12%。12年の『平清盛』と並んで史上最低を記録してしまいました。この結果は井上にとって相当ショックなうえに、まるで戦犯扱いのバッシングも受けた。ですが、そのフォローを事務所は十分にできなかったのでは? 退社はこうした事務所への不信感からではないかと思います」

    井上と松本との結婚については、ファンの間でも祝福する声がこれまでも相次いでいる。幸せな2人の姿を見られるのは、そう遠くないかもしれない。

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