5月28日の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で放送された「相葉雅紀の代行調査」コーナーが、嵐ファンの間で物議を醸している。この日、相葉は「捨てず に15年とってある卵の中身が気になる」というお便りを受けて調査に乗り出したが、依頼者に関し、「嵐ファンではないか?」との疑惑が浮上。ネット上では 番組に対する批判コメントが噴出してしまった。
同コーナーは、その名の通り番組に寄せられた疑問を相葉が“代行調査”するという企画。昨 年4月に放送された第1回は「自動販売機でたまにお金が戻ってくるのは一体なぜ?」との問いを解明するため、相葉自らが街中の自動販売機で検証を行った。 そして今回の5月28日放送回では、賞味期限が切れている卵を15年間も保管しているという依頼者からのお便りを紹介。その依頼者は卵に愛着が湧いてきて しまい、「捨てられない」そうだが、割らずに中身が見たいという。依頼文を読み上げた相葉は「スゴイね! こういうのやりたいの!」と笑顔を見せ、やる気 をのぞかせた。
「その後、相葉は依頼者の森下さんと合流し、持参した“15年ものの卵”を確認。MRIで卵を撮影したものの中身がハッキ リ判明しなかったため、2個ある卵のうち1つを割ってみることに。結果、白身は水分が蒸発してカピカピだったものの、黄身は脂質が多いためホクホクという 状態で、相葉は最後に『いい経験をさせてもらいました』と、依頼者にお礼を述べていました」(ジャニーズに詳しい記者)
ロケの後日、番組 では割ってしまった殻をエッグアーティストに依頼し、ビーズをまとった綺麗な殻にカスタマイズ。しかし、ここで流れた森下さんの自宅映像に、嵐の昨年のツ アーグッズ「やりすぎちゃったJaponismカレンダー」が写り込んでいることが発覚。キャプチャ画像とともに「代行調査に出てた人、嵐ファンじゃん」 と指摘する意見や、「コンサート行くのも大変なのに、代行調査に来てもらうとかズルいよね」「依頼者は嵐ファンですね。そういう依頼はやめてもらいたい」 といった不満がTwitterに上がった。
「同コーナーは今年4月にも、“櫻井翔恐怖症”という6歳の少女・すみれちゃんのお母さんから 依頼が届き、相葉と櫻井が依頼者と対面していました。この回は『私も恐怖症とか言って、翔くんに会いたい』などと、羨む声が多数ネットに上がり大荒れして いましたが、今回も依頼者に“嵐ファン疑惑”がかかった上に、『代行調査のコーナーなのに、依頼人が同行しちゃってるし』というツッコミも。しかし、中に はこうした番組批判をするファンとは対照的に『代行調査の応募受付は番組ホームページだから、依頼者は基本嵐ファン。ファンじゃない人は応募しなさそう』 『嫉妬するくらいなら自分も送ればいい』と、冷静に受け止めているファンの声も見受けられます」(同)
また、相葉自身が「こういうのやりたい」「いい経験をさせてもらいました」などと発言していたこともあり、「普通に面白かったし、いいんじゃない」と、寛容な姿勢を見せるファンもいる。
と はいえ、たしかに番組HPには「世の中にある身の回りのちょっとした疑問や不可解な事などをアナタにかわって相葉くんが調査しちゃいます!!」と記載され ているため、方向性が変わっていることに疑問を感じる人が出るのは当然だろう。出演者が依頼主と謎を解明する現在のスタイルは、『探偵!ナイトスクープ』 (朝日放送)を彷彿とさせるという声も出ているようだ。今後は依頼者との距離感を考えるなど、ファンが不快に感じないような対策を講じた方が良いのかもし れない。