1997年に日本テレビで放送されたKinKi Kids主演の連続ドラマ「ぼくらの勇気 未満都市(みまんシティ)」の“復活版”スペシャルドラマ「ぼくらの勇気 未満都市2017」が21日に放送された。元ジャニーズJr.で、現在は芸能界を引退し、現在一般会社員の小原裕貴さんも復活出演し、大きな盛り上がりを見せた。

◆小原裕貴さんの復活が話題に



復活版には、キイチ役で小原さんが出演。“伝説のジャニーズJr.”と呼ばれる小原さんは現在芸能界を引退しているため、ドラマが復活しても小原さんの復活まで予期するファンは少なく、キャスト発表時には大きな話題をよんだ。

小原がドラマに登場すると、Twitterでは放送時、終了後と未満都市の次に「小原くん」がトレンドワードとしてランクイン。

ファンは久しぶりに見る“動く小原さんの姿”に「相変わらずかっこいい」「小原くんがしゃべった…」「どうやってあのビジュアルを保ちここまで生きてきたか考えたときに「20年後に未満都市があることを見越して今日まで生活してきた」がいちばんしっくりくる」「あの時の思い出を壊したくなくてみるのをとまどったけど何を心配していたんだろうというほどかっこいい」「現役ジャニーズと並んでもかっこいい小原くんって一体」「今一番熱い一般人」「一般人として生活しながらこのビジュアルを保っていた小原くんはプロの一般人」「青春を取り戻した」と大騒ぎだった。

また、小原さんが現在会社員であることから「小原くんが週5日あの顔で一般企業に出勤しているということ」「こんなイケメンなサラリーマンいます??????」「小原くんに今日から合コンの依頼が殺到する」などの声や、撮影時は有給休暇を活用したのではないかという推測から「小原くんが有給を全国民のために使ってくれたの本当に感謝してもしきれない」「世界一かっこいい有給休暇の使い方」「また有給休暇使って次はサイコメトラーEIJIをお願いします」などの声もあった。

「月曜日に『あ、小原さんドラマ見ましたよ―』と普通に会話するドラマみたいな会社がこの日本に存在するなんて」「また来週から会社員に戻る小原くん…」などと現実的な妄想が飛び交っていた。

◆97年に放送された未満都市は…



「ぼくらの勇気 未満都市」は、千葉県幕原市という架空の街を舞台に、大地震が起きたというニュースが流れることから物語がスタート。

地震速報を受けた高校生のヤマト(堂本光一)とタケル(堂本剛)は、それぞれの目的を持ちながら警備を潜り抜けてフェンスで囲まれた街に潜入すると、そこに広がっていたのは大地震が起きた光景ではなく、ウィルスに汚染されて大人が死に絶え、未成年だけ(20歳“未満”)になった都市だった。

ヤマトとタケルは様々な問題や事件を乗り越えながら、アキラ(相葉雅紀)、モリ(松本潤)、キイチ(小原裕貴)らとともに未成年だけの街の秩序を取り戻していく…という内容。

ヒロインは元女優の宝生舞演じるユーリだが、97年放送版でドラマ内でウイルスに感染して死亡している。また、復活版にも再登場する矢田亜希子はヤマトの恋人・スズコ役だった。

97年版の最終回では「20年後、またこの場所で会おう」としており、放送から20年経った2017年に本当に約束が果たされることになる。堤幸彦監督や当時のスタッフや18歳だった堂本光一と堂本剛、当時はになる前だった相葉や松本が現在はトップアイドルとなった形で再集結し、ドラマの世界が再び復活した。

復活版の物語は、「約束の日」に20年ぶりに再会したヤマトとタケルが、あることをきっかけに“ウイルスが再びよみがえったのでは”?と推測。再開発事業が進む「幕原地区」に潜入し、思いがけない物を発見する…というストーリーだった。